状態説明
この歴史的価値を持つ瀬戸焼の作品は、田代一郎治と兄の松村久助の共同制作によるものである。 迫力ある本品の鉢は直径 46cm、高さ 20cm を測る。名工加藤衛門(観上園)が卓越した技を駆使し、器の内外面に緻密な花鳥の絵模様を描き上げている。 加藤衛門は 1876 年フィラデルフィア万国博覧会に作品を出展した実績を持ち、作品は高く評価され、現在多くが欧米の美術館に収蔵されている。 内外面とも同程度の繊細な絵付けが施された本品は大変希少であり、通常の倍の手間と技術が必要とされる。 金彩の状態は極めて良好に保たれ、ヒビ、カケ、その他損傷は一切見られない。