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状態説明
旧5円金貨は、明治3年・4年が直径が23.84mmなのに対し、明治5年以降は量目は変わりませんが、直径が21.82mmとわずかですが縮小されています。表面には近代日本を代表する彫刻家・加納夏雄が手掛けた精緻で躍動感あふれる龍図、裏面には旭日を中心に菊と桐の花輪、両脇に軍旗、上部に菊紋、下部に桐紋を配した格調あるデザインで、明治初期の造幣局が誇る技術の結晶です。明治30年(1897年)まで長期にわたって発行されました。明治初期の近代貨幣制度確立を支えた歴史的な一枚です。なお、明治3年から昭和7年にかけて発行された近代金貨は、戦時中に供出され、戦後はGHQに接収されましたが、サンフランシスコ平和条約の発効により日本政府へ返還されました。財務省はこれらを平成17年(2005年)秋から平成20年(2008年)にかけて公開・インターネットオークションにて計32,683枚を売却しました。放出品は1枚ずつ日本貨幣商協同組合による鑑定・状態表示がなされ、財務省特製のポリカーボネート製透明ケースに封入されています。