新着
状態説明
明治21年(1888年)12月3日より発行された日本銀行兌換銀券・改造五円券、通称「分銅五円(ふんどうごえん)」です。改造紙幣(政府紙幣)に続く日本銀行券の初期発行品として、エドアルド・キヨッソーネが手掛けた精緻な凹版印刷技術の粋を集めた紙幣です。表面には学問の神・菅原道真の肖像と券面中央の分銅を模した特徴的な装飾模様(これが「分銅五円」の通称の由来)が配されており、裏面には英文の兌換文言「Promises to Pay the Bearer on Demand Five Yen in Silver(持参人の要求に応じて銀貨五円を支払うことを約束する)」と「NIPPON GINKO」の銘文および彩紋が配された格調高いデザインです。発行当初は通し番号5桁、後に6桁に変更され、明治30年(1897年)10月以降は金兌換券扱いとなり昭和14年(1939年)3月31日に兌換銀行券整理法により失効するまで約半世紀にわたり流通した長寿の紙幣です。明治・大正・昭和の三時代にまたがる発行期間を持ちながら現存する良好な品は少なく、近代日本紙幣コレクションの中でも人気の高い一枚として高い評価を受けています。現品はアメリカのグレーディング会社PMG社から25の評価を取得しています。 お客様レビュー